コロナ禍の影響や円高による先行きの見えない景気、度重なる自然災害、そして物流業界を震撼させた2024年問題など、物流に関わる多くの企業は未曾有の状況に苦慮していることと推察いたします。このような状況下で生き残りをかける大手企業では、人材採用の強化、コスト削減のためのIT活用、ロボット等への資金投下が進んでいます。しかしながら、中小企業にとって巨額の先行投資は決して容易なことではありません。

私たち小山産業は、そのような物流業界を縁の下で支える中小企業に対して、労働力の提供と、それに伴うコストの削減のお手伝いをいたします。固定費化された人件費を変動費化することで、収益連動を本来あるべき状態に導きます。そのためにも、当社では経営理念に掲げる『人の成長』をモットーに、高い専門技術者を育て、各企業様へ提供するという重要な役割を担っています。

ハイレベルな技術者を提供するために、当社ではサービスの提供範囲を物流業界に絞り、より専門性の高い人材を育成する環境を整えています。当社の業務環境下に専門技術を習得することができる育成拠点を構築し、良質な環境で育った先鋭の技術者たちが各企業様に勤めることで、企業の生産性は飛躍的に向上し、中小企業こそが業界全体の強固な地盤となっていくことでしょう。

当社では常に働き手の立場に立ち、法令を遵守し、働く皆様が安心して仕事に専念できる環境を用意しています。一人ひとりの才能を見出し、最適な仕事を提案することで、誰もがやり甲斐のある仕事に携わって幸せになってほしい。それが私たちの真摯な願いです。

物流は今や、現代の暮らしには欠かすことのできない重要な社会インフラのひとつです。当社のサービスを通じて物流の2024年問題と向き合い、企業にとっても働き手にとってもより良い労働環境作りに努めてまいります。

代表取締役 小山嘉一郎